PCスキルをもっていないシニアが最初に覚えるべきはブラインドタッチです。
ブラインドタッチを習得する
ワード、エクセル、Web、Wordpressはまだ先です。ブログを書くにしても、プログラミングをするにしても、指が動かないことには、効率が上がらない。入力がもたついているようであれば全てにおいて遅れが出ます。遠回りなようでも、「入力をスムーズにする」ことを先に考えたほうが良いです。それだけ仕事への影響は大きいです。大丈夫、一日あれば取得できます。頭で考えた言葉をスラスラ入力できるようになりますよ。
ホームポジションを覚える
まずは、ホームポジションって何?というところから。
キーボードの「F」と「J」にはホームポジションとしての印がついています。確認ください。何かポッチがついていませんか。一番最初にそのホームポジションを覚えるところからはじめましょう。左手人差し指の位置が「F」、右手人差し指の位置が「J」です。人差し指の位置が決まったら、あとは真横に指を置くだけです。左手は小指を「A」薬指を「S」中指を「D」人差し指を「F」の位置に置く。右の手は人差し指を「J」中指を「K」薬指を「L」小指を「;」の位置に置く。
どうですか?置けましたか?。一時間かけても大丈夫です。
この位置をホームポジションといいます。
- キーボードを打ち、文字を入力した後は必ずこの位置、ホームポジションに戻ってきてください。
QWERTY配列誕生の諸説
QWERTYはタイプライターの技術的な限界から、打鍵速度を落としてアームの衝突を防ぐために考え出された配列だという。諸説あります。
人差し指は働き者
あなたの人差し指は2本とも働き者です。活躍の場を与えましょう。
右手人差し指には、ホームポジション「j」の縦列と左隣の「h」の縦列の2列を領土として与えます。
左手人差し指には、ホームポジション「f」の縦列と右隣の「g」の縦列の2列を領土として与えます。
そえぞれの人差し指で領土を巡回してみましょう。「7」「6」「4」「5」も忘れずに巡回してください。
いうおあえの練習
ホームポジションを覚えたら、次はiuoaeです。ホームポジションから、右手中指を一つ上げると「i」、右手人差し指を一つ上げると「u」、右手薬指を一つ上げると「o」、左手小指で「a」、左手中指を一つ上げると「e」が打てます。これを「ローマ字」入力し変換すると「いうおあえ」、この流れをマスターしてください。
いうおあえいうおあえいうおあえいうおあえいうおあえいうおあえ、なんかリズムが出てきませんか?。もちろん都度都度、ホームポジションに戻ってきてください。
続いてか行
きくこかけです。「k」は右手中指のホームポジションです。きくこかけきくこかけきくこかけ。なんか呪文みたい、続いて、しすそさせ、ちつとたて、と続けていきましょう。指のケンがつる?。十分時間をかけて大丈夫です。マッサージしましょう。一時間かけても可。ひたすら繰り返しましょう。
3つの注意点
練習する際に注意することが3つあります。常に意識することが大切です。
ホームポジションに戻る
文字を入力した後は必ず「F」と「J」のポッチを目印にホームポジションに戻りましょう。
手元を見ない
慣れないうちは、どうしてもキーを目で探します。これがだめ。目で探すと、指が覚えません。どうせ失敗するんです。モニターを見て入力しましょう。
ゆっくりとやろう
スピードは問いません。焦らず、時間をかけてじっくりとやりましょう。必ずできます。
まとめ
PCスキルをもっていないシニアが最初に覚えるべきは、ブラインドタッチです。
- ホームポジションを覚える
- 手元、指先をを見ない
- ゆっくりとやる
作業効率が格段に違います。まずはここからマスターしましょう。
次は、ブラインドタッチ・シューティングですね。