スキルアップ

昼休みにはお昼寝のすすめ:短時間で頭すっきり

昼寝はサラリーマン最強スキルの一つかもしれません。あとはパクリスキルかな。15~20分の昼寝が何故必要とされるスキルなのかについて考えてみた。

健康に良い仮眠

日本中梅雨の時期、蒸し暑くて寝苦しい夜が続くと、昼間にいつも以上に感じるのが眠気です。睡魔と闘っている間は仕事の効率が上がらない。午後の眠気解消に効果的なのが仮眠・昼寝です。仕事のパフォーマンス向上に直結する習慣として、Google、Appleなどの世界的企業では、オフィスに仮眠スペースを設けたり、睡眠装置を置くなどして積極的に推奨しています。

昼過ぎに眠くなるのは当たり前

「腹の皮が張れば目の皮が弛む」満腹になれば眠くなるということ。お昼ご飯を食べた後は眠くなるのが生理です。これは昼食で血糖値が急激に上昇するのが原因です。そのまま仕事を続けても、効率や成果は落ちる一方です。昼間に一時的に睡眠をとり、眠気を解消することは、生理学的にも理にかなっています。

仮眠・昼寝の長さに注意

お昼休みは1時間勝負。ご飯を食べて、午後からフルスロットルで活動するには、仮眠・昼寝の長さは20分がいいとこ。

人の眠りは最初は浅く、次第に深くなり、また浅くなるという周期を繰り返します。特に寝不足だと深い眠りに早く到達しやすく、深い所で起きると、頭がしっかりと目覚めた状態に戻るまで時間がかかってしまいます。深い所まで行ってしまう前の15分~20分程度が帰ってくる目安です。

  • 疲れがすっきり取れる
  • 判断力、理解力、集中力が上がる
  • やる気が上がる
  • 作業効率が上がる
  • 自由な発想が生まれやすくなる

眠りすぎると

仮眠・昼寝が30分以上になると、深い眠りに到達してしまいます。すると、寝覚めが悪く、起きてからもボーッとした状態が続きます。仮眠・昼寝は20分前後の短時間で済ませることが、スッキリ目覚める最大の秘訣です。

仕事ができる人はいつでもどこでむ直ぐに寝られる

昼寝もサラリーマンの才能です。いつでも自分の能力をフルに発揮出来るとすれば、いつでもどこでも直ぐに寝つける能力を身につけましょう。

寝る天才

自分が仕えた社長さんたちは寝る天才でした。東北の片田舎では移動は自動車です。社長さんに同行して顧客先へ何度も出向きました。必ず「20分経ったら起こして」とおっしゃって、お昼寝です。起こしたことは一度もありませんが。

寝起き後は、自分の考えやアイディアを声に出して教えてくれます。敵前の作戦会議のようでした。判断力、理解力、集中力が上がるのでしょう。20分前後で必ず自分で目覚めます。

それと相手のお話をよく聞く社長さんたちでした。他人の話はアイディアの宝庫。いろんな方のお話を丁寧に聞いては、後日ひょんなタイミングでよくいろんなことを思いつかれていました。

シニアはまた別の理由で昼寝が大事

シニアこそお昼寝が欠かせません。

夜熟睡できない

シニアライフの悩みの一つが、夜熟睡できないこと。トイレに何度も夜起きるんです。加齢と伴に夜間頻尿が多くなるのは、年齢と伴に高齢者に特有の体の変化が生じてくるからです。

寝酒はもうやめよう

とくにアルコールを眠る前に飲むことを習慣にしている方もこの習慣を変えていきましょう。アルコールは肝臓で代謝するのにかかる時間である3~4時間後に尿として排出させるために、中途覚醒を引き起こすことが分かっています。また、アルコールは眠りを浅くしてしまうということも分かっており、熟眠感を得られにくくなりますので、眠る直前まで飲酒をするという習慣はやめましょう。

20分のお昼寝のすすめ

そうは言っても、寝酒はやめられませんよね。徐々にやめる方向ですすめるとして、シニアサラリーマンにはやはり昼食後20分の仮眠・お昼寝がおすすめです。夜の睡眠不足、午後の睡魔との闘いに効果的です。

まとめ

20分のお昼寝は、サラリーマンの最強スキルのひとつ。特にシニアサラリーマンにおすすめ。

オフィスにリクライニングできるチェアがあれば最強です。

「腹の皮が張れば目の皮が弛む」転じて、飽食は怠惰につながることのたとえ。ご飯も、ビジネスの利益も、株式売却利益も、腹八分目がよろしいようで。

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