海運株フィーバーに紛れて忘れたわけではありません。みんな大好きJT株(2914)。前回は2Q決算発表に湧きましたが、あっという間に鎮静化。日本株式の深い闇に飲まれています。あるいは、JT株の抱える構造的な罠か。
今週の株価動向について考えてみる。
JT(2914)
2021年8月27日株価終値
終値 2,111.0 前日比 -10.5(-0.49%)
終値2,111円。2Q決算発表後の8月2日は、高値2,213.5円まで上昇。出来高も847万株まで膨れていた。8月23日に、10月1日のたばこ税増税に伴い、加熱式たばこ50銘柄の値上げを財務省に申請したと発表。一部を除き1箱あたり30円の引き上げとなる。その後目先の材料出尽くしとした売りがやや優勢。
それでも安値は2,100円を割らない。2,100円~2,200円のボックス圏内での動きとなっている。
安値は切り上がっている
そうは言っても、安値が切り上がっていることも事実。狭い値幅での動きが煮詰まってきている。上に抜けるのか、下に抜けてしまうのか。みんなJTが頑張って切り返すのをじっと待っている。2,071円はもはや無理な水準か。
「Ploom x」のシェア待ち
定位置から一段階上昇するには「Ploom x」のシェア拡大が欠かせません。例え、海外たばこの売上比率が62.5%で、国内たばこの売上比率が26.4%しかなくても。
今後の「Ploom x」のシェア動向を見守っていきたいと思います。9月には,街の噂話も入ってくることでしょう。
まとめ
6月中間決算のJT。そろそろ中間配当金65円が届くころです。楽しみです。ちなみに、同じく6月中間決算のキヤノンは昨日入金になりました。
株式投資は自己責任で
株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。
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