再就職手当とは
雇用保険の再就職手当とは、雇用保険受給資格者のみなさまが基本手当の受給資格の決定を受けた後に早期に安定した職業に就き、又は事業を開始した場合に支給することにより、より早期の再就職を促進するための制度です。(ハローワークインターネットサービス「再就職手当のご案内」より)
再就職手当
つまり再就職手当は、再就職を促したいハローワークの撒き餌か?
再就職手当はいつもらえるの?
手当が支給されるのは、新しい会社に入社後「再就職手当支給申請書」と「採用証明書」に記入捺印してもらい、所轄のハローワークに持参または郵送してから約1ヵ月後。
再就職手当はいくらもらえるの?
支給額は、次の計算式で決まる。
所定給付日数の支給残日数×給付率(注意1)×基本手当日額((注意2) 一定の上限あり)
注意1:給付率
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の2以上の方は、70%
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上の方は、60%
注意2:一定の上限あり
・基本手当日額の上限は、6,195円、60歳以上65歳未満は5,013円
(65歳以上は再就職手当はない)
今回の場合の支給額は、137日x70%x5,013=480,746円。早期再就職の効果が抜群だ。60歳定年退職したかたが、次の仕事をすんなりと決めたうえに、約50万円の一時金受給は大きい。
まとめ
再就職手当は、早期再就職すると給付率が高くなり、まとまった金額となります。
就業促進定着手当
また、再就職手当を受給した人が再就職先に6カ月以上雇用され、再就職先での6カ月間の賃金が、離職前の賃金より低いときは「就業促進定着手当」も受給できます。
早期の再就職を
早く再就職することで、給与も支給された上に非課税の再就職手当も受けられるので、雇用保険の基本手当(失業手当)をもらっているよりも収入面では高値安定だ。
ハローワークの思惑に乗ってしまうのは引っ掛かるが、早期の再就職を目指しましょう。