会社はコストと回収を考える
採用業務はコストがかかる
採用計画、スケジューリング、募集求人票の作成、掲載媒体費用、問い合わせに応じるための人員、見学会の実施、応募書類の選別、面接官の手配、採否・配属打ち合わせ、採否結果の連絡、受け入れのための準備等々。
採用は人件費増
増員はもちろん欠員補充でも人件費は増加する。欠員部分はだれかの残業時間で埋められている。
見ている点その1:利益を出してくれるかどうか
- あなたの能力で会社にどう利益向上、貢献してくれるのか。
- 入社への熱意を持っているか。
会社にどのように貢献できるかは必ず聞かれます。事前にしっかりと会社の事業を勉強して対策すること。自己分析や企業研究を徹底していなければ答えることはできませんし、伝え方のポイントを練習しておかなければ、上手に伝えることもできません。会社に貢献できるかどうかは、最も重要な質問ですので、好印象が与えられるように、貢献できる内容を明確に伝えること。
見ている点その2:長く勤務してくれるかどうか
- あなたが、うまく組織に馴染んで、いつまでも利益をもたらしてくれるのか。
- 心身ともに健全か。
志望動機を重視するのは、長く活躍してくれる人かどうかを見極めたいから。短期的に利益を上げたとしても、すぐに辞めるような人は避けたい。その会社で長く活躍するのは、目指す方向や価値観が合っていればこそ。それが最も表現されるのが志望動機。
企業の掲げる理念やブランドコンセプトに共感できるかどうかは大切なこと。その部分を把握していないと、職場に馴染めなかったり理想と現実のギャップに悩まされてしまうかもしれません。
まとめ
イメージ
- 金融商品の場合は、高配当利回り x 長期運用期間
- 中途採用の場合は、活 躍 x 定 着
金融商品のたとえは、わかりやすいかな。
活躍をPRするには
成果を再度実現できる再現性を訴える。過去出来たことは、御社に入社してからも出来ます。会社の名前で仕事をしてきたわけではありません。自分のスキルで仕事をしてきたのです。過去にできたことは、これからも何度も出来ます。
定着をPRするには
自分の課題や原因を把握できて、対策を検討、実施できる人を訴える。過去の組織とはこの点で合致できませんでした。歩み寄りを図りましたが。それでも、自分の課題を解決して、よりよい方向に進もうとし、御社の組織ではそれが可能だとわかったんです。