日常

「雇用調整助成金」の特例措置を8月も継続延長

厚生労働省は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う雇用調整助成金(雇調金)の特例措置を8月も延長する方針だ。

「雇用調整助成金」の特例措置を7月まで延長雇用調整助成金(特例措置)とは 雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)とは、「新型コロナウイルス感染症の影響」によ...

雇用調整助成金の特例措置

雇用調整助成金の特例措置は7月末で期限を迎えるが、雇用情勢の悪化を懸念する声が強いため特例措置を継続する。

特例措置継続

8月はとりあえず継続、9月以降の扱いは7月中にも判断する。

縮小の方針は凍結か

厚生労働省は、雇用情勢が大幅に悪化しない限り、原則である日額上限約8,300円に向けて段階的に縮小する方針だった。が、当初予定していた段階的な縮小が実施できず、雇用保険財政を一層圧迫させている。2020年1月に雇調金の特例措置を実施してから、支出決定額は3兆7000億円を超えた。現状の支出規模が続けば、一般財源などを投入しないと雇用保険の財源が足りなくなる懸念もある。

雇用調整助成金の産業別支給決定額前回、雇用調整助成金の特例措置が7月まで延長となった話しについて考えた。2021年6月14日、厚生労働省から新型コロナウィルス感染拡大を...

まとめ

一度始めた特例措置。突然終了はできない。段階的に縮小する方針で望むもあえなく方針転換。すべてはオリンピック、パラリンピックが終わる8月、9月に。総選挙もそのころ。

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