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59歳の会社員は早期退職の夢を見る

年功序列や終身雇用、定年制度は、高度経済成長期に企業が労働力を確保するために定着させた制度で、バブル崩壊まではうまく機能していた制度でした。右肩上がりの経済成長の中でも1990年までのバブル景気時代に会社員をしていた人は、高給取りでした。まあ例外も多数あり。ギリギリ、バブル世代の人は、1969年生まれまででしょうか。2021年現在52歳。

バブル世代

1980年代後半、日本はバブル景気に突入し、人材市場は、空前の「超売り手市場」といわれていました。1965~69年頃生まれのバブル世代は、企業の大量一括採用で多くの大卒者が大手企業に就職できた世代。

会社員なら退職は必ずやってくる

バブル景気中、中堅社員として業績に寄与していた59歳会社員。バブル世代の新入社員を迎え、使えるよう指導しながら、かなり無理目の目標達成を課されるも、連日徹夜のような激務をこなし成果をあげてきた。上司から理不尽な要求をされても歯を食いしばり、一致団結して企業の発展に尽力してきた。

そんな彼らも定年退職まで後1年、何をする。

今の会社でそれなりの地位にいる人は、やはり実力やコミュニケーション力、人脈があるからでしょうし、そういう能力がないと出世はできない。収入的にも、老後も安泰なほどの給与は得ているので、定年まで会社にいたほうが安全。更に、定年後も複数の退職金支給の機会を得ながら、関連会社を渡り歩くのでしょうか。

一方、実力はあってもチャンスやタイミングに恵まれず、会社に評価されない人もいます。その会社での出世が見込めない以上、転職するか、起業するか、窓際族になってもその会社に残るかのどれかを選択してきたのでしょう。そんな59歳会社員、あと1年で何をする。

人件費が高ければ早期退職のターゲット

大量一括採用でボリュームゾーン、それでなくても今までもリストラのターゲットにされ続けてきた世代です。企業にとってはこの世代が退職すれば、人件費の負担が目に見えて違ってきます。

コロナ禍で業績ダウンが追い打ち

大手企業でさえ、早期退職をすすめているところ。退職金割増をちらつかされれば考えちゃうかも知れません。一千万円前後の退職金割り増しや再就職のあっせんなどの優遇措置が取られれば、考えちゃう。

その後の生活も必ずやってくる

リストラの対象になる可能性があるので、会社に残ることを選んでも自立しておかないとなりません。早期退職制度を考えるならなおさらです。59歳の会社員には、60歳以降の人生と第二のキャリアを準備する時間がある。その時間を上手く使うこと。

仕事はしっかりとやろう

自立するために自分の本業に精通することは大事です。それは自分自身の市場価値を高めるためでもあります。今の仕事はしっかりとやろう。

また、自分の市場価値を知っておくことも大事。転職エージェントの活用がお手軽。転職エージェントの利用=転職ではないのでお気軽に利用したもの勝ち。

自分の市場価値を思い知らされ、がっかりしないように。

起業または副業の準備を

定年後再雇用でも、転職でも、65歳以降は会社に雇用される機会がほとんど無くなる。無職で老後を過ごせるならば良し。そうでないならば、60歳定年前の今から起業の準備をするべき。60歳から65歳の間に起業する準備をする。ながら起業でも、副業でもよし。

自分もこの状況。講師、コンサル、ライター、ブロガーなどさまざまな選択肢があります。愚痴聞きは最たるものかな。ただただ話を聞くだけ。あと1年あるいは6年でどこまで準備ができるか?

ココナラ 公式ホームページ

仕事以外の人とのつながりを

会社ばかりの情報では、起業や副業の種はなかなか見つからない。異業種交流はNPO活動など、社外の世界を知ることは自立につながる。意外なところから宝の種が転がってくる。東北の片田舎では、地区活動とか例大祭とかさまざまな活動がある。

直ぐにやろう

1年はあっという間。直ぐにやろう。失敗ができる期間があるうちがチャンス。

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