先日都会でおじいちゃんがウーバーイーツの配達業に従事しているニュースを見ました。個人的には「いいぞがんばれ」と思ったが、一方で流石 Tokyo と思ったのも事実。シニアが働く理由について考えてみる。
サラリーマンが60歳定年後も働く理由
60歳になったらすっぱり仕事を辞めて、優雅なセカンドライフへというのは、昭和の話。60歳定年後も再雇用を希望したい。それはなぜか。
No.3 生活水準の維持
現役サラリーマン時代の生活水準を維持したい。下げたくない。
No.2 健康を維持するため
健康なくしてシニアライフなし。
No.1 生活の糧を得るため
お手軽に生活費の足しを得ることができます。
どのように働いているのか
現在働いている60歳以上のサラリーマンはどのように働いているのだろうか。
統計値は
仕事内容;「事務・オフィスワーク」(30.3%)、「医療・介護・福祉」(9.3%)、「サービス・警備・清掃」(8.8%)と続く。
勤務時間:6.8時間/日
稼働日数:週4.5日
給料:1ヶ月の賃金(税込)、「5万円~10万円未満」(20.0%)や「15万円~20万円未満」(19.3%)、「20万円~25万円未満」(20.5%)など、平均は18.9万円。
60歳以降も働くシニアの仕事満足度
60歳以降も働くシニアの仕事満足度は、【働き方】では70.3%、【労働時間】では73.8%、【労働日数】では73.3%、【仕事内容】では71.5%と、いずれも満足している人が多数派となった。
しかし、【賃金】では44.0%と半数以下。
60歳を迎えて以降も働くシニアは、自分らしく働くことができていると感じているものの、賃金には納得していないということがうかがえる結果となった。
今後について
病気や体力の衰えがあったとしても、働けるうちは継続して働きたいと思うか尋ねる調査が行われたところ、「働きたいと思う」は74.2%、「働きたいと思わない」は25.8%となった。
可能な限り働き続けることに対し前向きな人が多い結果となった。
不安な要素
長く仕事を続けることを考えた場合、どのようなことが不安要素となるのだろうか。
65歳以降も働く場合、「自身の体力が持つか」(65.5%)が最も高く、次いで、「自身の健康を維持できるか」(57.5%)、「十分な所得が得られるか」(48.4%)、「年金制度が変わらないか」(37.8%)、「自身が希望する働き方で働けるかどうか」(31.7%)となった。
長く仕事を続けることを考えた場合、健康面を不安視している人が多いようだ。
何故Wワーク?
これらの働き方を見ると、「働く」とは、正社員で働いたあと、残業代わりにほかの会社でアルバイトをするというWワークのイメージです。
時間は有限
この働き方はどちらも「給与収入」なので、ふたつ重ねて働くという意味で、自分の時間の切り売りといった働き方です。
目指す副業は、自動入金機
「副業」は、「給与収入」と「事業収入」を組み合わせていきます。「雇われて給料をもらう働き方」と、「起業してその事業で収入を得る働き方」を組み合わせるのです。さらに、それぞれの仕事に重なる部分があると、ひとつの仕事で得たスキルをほかの仕事に生かしやすくなります。サラリーマン時代で得たスキルを事業主時代に活かす。65歳サラリーマン卒業時までに、事業収入の割合を高くできれば、FIREも視野に入ってくる。
まとめ
シニアに限らず、働くことが好きな方が多いということでしょうか。自分の知っているかた、あるいは先輩がたには、老後資産に心配はないが、「仕事が好き」という方は結構いらっしゃいますね。地域の仕事も積極的に引き受けていらっしゃる方もいます。
もちろん、考え方はさまざまで結構だと思います。自分は自動入金機が好きです。