嫁さまのお気に入りのバラ
いつ何時、病害虫に襲われるかわかりません。除草剤をぶちまけられた苦い経験もあります。お気に入りはクローン保存が必須です。嫁さまは、水挿しで増やしています。
うちのバラの増やし方
バラを水挿しで発根させてから挿し木します。
バラを水挿しで発根させる
このこは、冬の剪定後5か月目。冬の剪定で切った枝からつくったこは、成長が遅いのが難点ですが、ここまで成長すれば、鉢植え替えです。
鉢に植え付け
いきなり地植えにすると根をはる体力が備わっていないので弱りやすいです。まずは鉢植えから始めて様子を見ます。
鉢植え後1年のもの
植え付けた年の小さい苗でも、つぼみがつきますが、負担が大きいので切り取ります。
嫁さまは、ちいさなつぼみでも可愛くてたまらないようで、決して切り取りませんが。
もう一度言いますが、負担が大きいので切り取ります。
鉢植え後2年のもの
こちらの鉢植えは2年物。間もなく地植え替えの準備でしょうか。嫁さまの理想とするお気に入りのバラに囲まれた生活がまた一歩近づきます。
次の3枚の画像は、2021年5月23日に、2年ものの鉢植えに見事に咲いたバラを切り花にしたものです。いい香りが家の中に漂っています。
バラを増やす方法
挿し木
挿し木。バラの枝を切って新たな苗として増やしていく方法です。初心者でも簡単にできますが、成長に時間がかかり、花を楽しむのに3〜5年かかります。嫁さまの方法ですね。
接ぎ木
接ぎ木。ノイバラと増やしたいバラを接着させて増やす方法です。バラ生産者などのプロがとる難易度の高い手法ですが、成長が早く1〜2年で立派な株になります。
その他
種まきや芽接ぎで増やす方法で、いずれも難易度が高いようです。
お気に入りに囲まれた生活
バラを増やしてみて、花々に囲まれた生活を送ってみてはいかがでしょうか。
嫁さまも、そんなお気に入りに囲まれた生活を夢を見ているようで何よりです。
20210521追記
我が家では、バラ(薔薇)の増やし方は水挿しで行っていますが、一般的には水挿しはお勧めされていません。
水挿しはお勧めしません
バラの水挿しは土より発根確率が低いです。また発根した根は水耕用になってしまい、根の膜が弱く折れやすくなります。土に植え替えた時、根が枯れる場合があるのでお勧めしません。
五分の一だが、残った子は逞しい
2020年秋に剪定し、水挿しを試みた本数は5本。単なる興味だったそうです。4本は枯れてしまいました。それでも健気な1本が少し白くなり(カルス)、根が出てきたそうです。無事に越冬し4月25日に鉢植え替えした子が、今はこんな状況。この子は強い運命の元に水挿しされた子に思えてなりません。今後が楽しみです。
まとめ
バラの挿し木は根が弱いのですが、お手軽です。水挿しで根を出して、鉢植え替えしていきましょう。
2021年5月29日のバラの花
水挿し2年目、3年目のものについた花は、やはり苗に負担と思われる大きさとなり、嫁さまは断腸の思いで剪定されました。