株式投資

シニアサラリーマンにおすすめの証券口座

シニアサラリーマンが初めて証券口座を開設するのに、ハードルが高いことは全くないです。ただ、手順を知ってそれに沿って進めていけば、問題はないのでガンガン進めていこう。若手、中堅サラリーマンなら尚更だね。

何のために証券口座を開設するのか

65歳以降に使うための資金形成を目指すもの。NISA枠を利用する。毎年120万円のNISA枠で、5%配当を得る。日本株高配当株ポートフォリオでも、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でも、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でもなんでもいいです。

でも、自分で勉強するんだよ。他人任せやネット情報の鵜呑みは不幸な結果しか待っていません。ポートフォリオの定期的な見直しは必要だ。5%配当を産まなくなったら、即レギュラー落ち。レギュラーの座を狙う投資先はいくらでもある。

NISA(少額投資非課税制度)を始めよう・メリット・デメリットNISAとは、個人投資家向けの税制優遇制度のこと。毎年120万円を上限に最長5年間、新規購入株式の配当や譲渡益が非課税になる制度です。 ...
定年前の会社員はNISA(少額投資非課税制度)を活用すべき皆さんは、お得なお話好きですよね。お金のお話好きですよね。自分は大好きです。NISAはご存じでしたか。少額ですが、非課税制度です。 ...

注意点がひとつ。株式でも投資信託でも、元本保証はない。

が、この運用は元本が増えようと減ろうと関係ない。配当で収入を得るのが目的。再投資しなくても、65歳以降の生活を豊かにするために大いに使おう。年間30万円目標だ。

公的年金が150万しかなくても、配当で30万円入ってくれば、180万円になる。奥さんと2つ運用する余裕があれば、210万円。どうかな?65歳以降の生活をイメージできるかな?。

預金を取り崩して生活していくのは、先細り感が強く、人生100歳時代を生きていくには、不安しかない。

元本はどうするのか?。それは、死後奥さんへ遺そう。そのあとは、息子や娘へ遺そう。

元本保証はない。

証券口座はどこに開設する

2020年は、オンライン証券の業績が軒並み好調だった。SBI証券、楽天証券ともに口座数を伸ばしている。証券3社が500万口座を突破している。伸び具合で言えば、楽天証券、SBI証券か。

各証券会社の口座数推移

昭和の世代には、余り馴染みのない楽天証券、SBI証券。名前だけは良く知っている野村證券や日興証券、大和証券ではだめなのだろうか。
証券総合口座数の各社推移(楽天証券)。野村證券、大和証券は残高あり顧客口座数

SBI証券

SBI証券は「ネオ証券化」を掲げ、オンラインでの取引手数料や投資家負担コストの無料化を推し進めてきている。手数料無料化の動きについては、楽天証券が追随しているが、他証券会社は脱落しているところも多い。またオンラインの総合証券として、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)との連携などを進めるとともに、地域金融機関との連携を進め、ホールセール業務の強化にも取り組んでいる。

ホールセール業務とは、銀行や証券会社、保険会社などの金融機関の業務の中で、大企業や官公庁(公的機関)、機関投資家などの顧客を対象とした大口の業務のことをいいます。

反意語:リテール業務。個人や中小企業などの顧客を対象とした小口の業務のこと。

楽天証券

楽天証券は、女性と若年層そして初心者層を取り込む。資産形成サービスにも力を入れている。投信の積立設定額は前年から2.3倍に、投信保有者は前年比70%増と大幅に拡大した。また「つみたてNISA」の国内シェアは26%となっている。

取引手数料無料化

オンラインでの取引手数料や投資家負担コストの無料化が、口座数を増やす要因。

もう一つは、積み立てNISAやIDeCo向けの優良投資信託物件があるということ。

楽天証券

手続きを説明できるのは、自分が口座をもっているところだけ。ということで、ここでは楽天証券について口座開設を説明したい。

サイトにいって、指示通りに

と言っても、楽天証券のサイトにいって、「いますぐ口座を開設(無料)」を押すだけです。こんな案内が出て、ボタンを押して指示に従ってすすんでいく。

スマートフォン+運転免許証または個人番号カードを準備できれば早いが、そうでなく書類ベースでも一週間もあれば口座はできる。同時にNISAの申請も忘れずに。

楽天銀行口座も併設をお勧めします。「マネーブリッジらくらく入金」が便利です。

他に、楽天経済圏で生活をなさるのなら楽天クレジットカードも併設をお勧めします。

準備するもの

スマートフォン
運転免許証または個人番号カード
120万円

決して手を出してはいけない

決して手を出してはいけないデイトレード。証券市場にはいろんなのがいます。デイトレーダー、怪物ヘッジファンド、手数料無料の証券会社ディーラーなどなど。そんな人たちと同じ土俵にあがる必要ありません。投資は我が道を行きましょう。

まとめ

年間30万円の配当を未来永劫

600万円を工面して、将来は年間30万円の配当を貰おう。そしてあわよくば株主優待ももらって、ちょっぴり喜ぼう。未来永劫喜ぼう。

NISAは永久不滅ですよね?

えっ?新NISAは2028年までだって?。日本政府が5年おきに再延長するって。

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