【8306】三菱UFJ株価どうなる?12/19の「利上げ&インド進出」で確信した、ガチホールド一択の理由
皆さん、こんにちは!kurochanです。 ここ山形・雪国では本格的な冬将軍が到来するのかとおもきや、まだまだ太平洋高気圧が頑張っています。でも、インフルエンザが猛威を振るっていますので気を付けましょう、皆さんの懐具合はいかがでしょうか?
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さて、私のNISA成長投資枠の主役である
「三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)」
。 週明けの急落(16日)でヒヤリとさせられましたが、週末12月19日(金)にとんでもないビッグニュースが飛び込んできましたね。
今日は、この歴史的な転換点となった12月19日の動きと、私たちがなぜこの株を手放してはいけないのか、その理由をシェアしたいと思います。
1. 12月19日の株価:不安を吹き飛ばす反発
まずは株価の確認です。 (※)16日の下落で「トレンドが変わったか?」と心配しましたが、19日の終値は2,449.5円。 しっかりと買い戻され、上昇トレンドが崩れていないことを証明してくれました。
この反発の裏には、銀行株にとって「2つの特大燃料」が投下されていたんです。
2. 特大材料①:日銀がついに「0.75%」へ利上げ!
19日の日銀会合で、政策金利を0.75%程度(これまでは0.5%程度)に引き上げることが決まりました。 なんとこれ、30年ぶりの高水準だそうです。
私たちが若い頃は当たり前だった「金利のある世界」が、定年目前の今、完全に帰ってきました。 銀行にとっては、「貸出金利」と「預金金利」の差(利ざや)が広がるため、本業で儲けやすくなる最高の環境です。
早速、三菱UFJ銀行は2026年2月から普通預金金利を0.3%(現在は0.2%)に上げると発表しました。 メガバンクがここまで動くのですから、収益増への自信の表れと言っていいでしょう。
3. 特大材料②:インドの成長を取り込む「6,800億円」出資
国内の利上げだけでも凄いのに、海外からもビッグニュースです。 三菱UFJが、インドの金融大手「シュリラム・ファイナンス」の株を約20%取得(約6,800億円!)すると発表しました。
これの何が凄いかと言うと…
人口世界一のインド市場に本格参入できる
国内の安定収益 + 海外の爆発的な成長力
この「二刀流」が完成したことです。これで、日本の人口減少リスクをカバーしつつ、企業の成長期待(=株価上昇)も狙える盤石の体制になりました。
まとめ
NISAで「持ちっぱなし」が最強
この株だけは「買わない理由」というblogが書けません。
週明けの下げで動揺して売ってしまった方、もしかしたら悔しい思いをされているかもしれません。 でも、私たちのような長期投資家にとっては、今回のニュースは「売る理由がなくなった」ことを意味します。
金利上昇で、配当原資(利益)が増える
インド進出で、将来の株価成長も期待できる
定年後の「自分年金」作りとして、これほど頼もしい相棒はいません。 目先の株価の上下に一喜一憂せず、雪国でじっくりと春を待つように、配当を楽しみにしながら「ガチホールド(継続保有)」していきましょう!
来年以降、増配のニュースが聞けるのが今から楽しみですね。
前回、この株のことを考えたのは、2021年の5月のことでした。やはり「株は買ったら忘れる」のが一番です。
それでは、また。
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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(※)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)のチャート、確かに12月16日付近で(年初来高値を更新したあとに)大きな陰線が出て調整していますね。10月から続いてきた力強い上昇トレンドが一服した形です。
NISAの成長投資枠で高配当株を運用されているkurochanにとって、こうした急な下落は「買い増しのチャンス」なのか、それとも「トレンド転換の兆し」なのか気になるところです。
2025年12月16日の下落について、この時期の相場環境や銀行株特有の動きから考えられる3つの主な要因を挙げさせていただきます。
1. 米国金利の低下と円高への警戒感(FOMC後の反応)
この時期(12月中旬)は、米国の金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)の直後にあたります。
考えられる背景: もしFOMCやその後の米経済指標(CPIなど)の結果を受けて「米国の利下げペースが早まる(=米国の金利が下がる)」という観測が強まった場合、日米金利差の縮小を意識して円高が進行します。
株価への影響: 三菱UFJのようなメガバンクは海外収益比率が高いため、円高は業績の押し下げ要因として嫌気されやすく、また米国金利の低下自体が銀行の利ざや縮小懸念につながり、売り材料となります。
2. 日銀会合前の「事実売り」やポジション調整
12月18日〜19日頃には日銀の金融政策決定会合が控えていることが多いです。
考えられる背景: 市場では会合に向けて「利上げがあるのではないか」という期待で株価が先行して上がることがよくあります(11月からの上昇がまさにそれです)。
株価への影響: 会合直前の16日頃になると、不透明感を嫌って「一旦利益を確定しておこう」という売り(ポジション調整)が出やすくなります。特に今回は10月から株価が大きく上昇していたため、その反動としての利益確定売りが集中した可能性があります。
3. テクニカル的な「過熱感」の解消(乖離率の調整)
チャートの形状そのものに現れている要因です。
考えられる背景: チャートを見ると、11月後半から12月頭にかけて、株価がオレンジ色の移動平均線(75日線)から大きく上に離れて上昇していました。これを「移動平均線乖離(かいり)」と言い、短期間に買われすぎた状態を示唆します。
株価への影響: 「上がりすぎたから、適正な水準まで戻ろう」とする力が働きます。2600円付近で上値が重くなり、そこから25日移動平均線(緑の線)付近まで株価を冷やすための健全な調整が入ったと見ることができます。