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クリスマスイブの夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 ケーキやチキンを楽しんでいる間に、SBI新生銀行(8303)の株価を見て

「おっ、陽線だ!サンタからのプレゼントか?」

なんて浮かれていませんか?

SBI新生銀行(8303)を買わない理由2025年12月22日株価みなさん、こんにちは。「あれもしたいこれもしたい」ブログのkurochanです。 「更新継続のために応援クリックをお願いします」 ...

ホルダーの皆さん、おめでとうございます! 午前と午後の怒涛の上げに、心ときめいたのではないでしょうか。

しかしちょっと待ってください。 その「買いボタン」、押す前にこの記事を読んでください。

本日(2025年12月24日)のチャートと、決定的な「信用情報」のデータを分析した結果、私は

「全力でスルー(買わない)」

という結論に至りました。

なぜ陽線なのに買わないのか? そこには、チャートの裏に隠された「1300万株の時限爆弾」が見えているからです。

【理由1】「出来高」がスッカスカ!この上昇は信じるな

まず、日足チャートの下にある棒グラフ(出来高)を見てください。

異常な過疎り具合 左側の12/17~19の下落時にはあんなに背が高かった緑の棒(出来高)が、今日(一番右)は虫眼鏡で見ないと見えないレベルまで減っています。

「閑散に売りなし」ではない、「閑散に買いなし」 値段は上がりましたが、これは強い買いが入ったわけではありません。「クリスマス休暇で売り手がいなくて、少数の買い戻しだけで値段がふわっと浮いた」だけです。

結論: 基礎工事をしていない家のようなもの。少し風が吹けば(売りが出れば)すぐに崩れます。

【理由2】これが最大の恐怖。「1300万株」の信用買い残

今回入手した「信用情報」、これが一番ヤバいです。ここにとんでもない数字が出ています。

信用買残:13,075,800株(前週比 +13,075,800株) これ、見間違いじゃありません。「借金をして株を買っている人」が、なんと一週間で1300万株も急増しています。

信用売残:たったの500株

取組倍率:26,151倍

なぜこれが「買わない理由」になるのか?

「信用買い」をしている人たちは、将来必ず「売り」決済をしなければならない人たちです。 つまり、現在この銘柄には、「いつか売ってやろう」と待ち構えている潜在的な売り圧力が1300万株分も積み上がっているということです。

もし年明けに少しでも株価が下がれば、この1300万株を持っている人たちがパニックになり、 「追証(おいしょう)回避の投げ売り」 が発生します。これが連鎖すると、雪崩のような暴落が起きます。

今のSBI新生銀行は、頭上に1300万トンの岩がぶら下がっている状態です。怖くて下には立てません。

【理由3】5分足の急騰は「板が薄い」証拠

5分足チャートを見ると、引けにかけて急上昇していますが、これも【理由1】と同じで、参加者が少なすぎて値動きが軽くなっているだけです。

1740円~1750円付近には、前回解説した通り「やれやれ売り」をしたい人たちが大勢います。 この薄い出来高のまま、その分厚い壁を突破するのは不可能です。

まとめ

クリスマスの奇跡は起きない

今は絶対に買ってはいけません。

出来高が少なすぎる上昇は「ダマシ」

信用倍率2万倍越え、1300万株の将来の売り圧力が異常

この需給バランス(買いと売りのバランス)が改善されるまでは、手出し無用です。 この「信用買い残」が整理される(投げ売りが出てアク抜けする)のを待つのが、賢い投資家の戦略です。

年末年始、大切な資産を「時限爆弾」に晒す必要はありません。 今はキャッシュポジションを高めて、ゆっくりケーキでも食べましょう。

それでは、また次回の記事で。

株式投資は自己責任で

株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。

株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。

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