【2025年大納会】ソニーFG(8729)を最後まで「見送った」理由。シニア投資家は「不確かな時は動かない」が鉄則
みなさん、こんにちは。「あれもしたいこれもしたい」ブログのkurochanです。
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2025年の取引も、ついに本日で幕を閉じました。雪国のわが家では、除雪で冷えた体に熱いお茶が染み渡る、そんな大晦日前の一時を過ごしています。
さて、昨日に続き注目していた「ソニーフィナンシャルグループ(8729)」。大納会(12月30日)の動きを見て、私は
最終的に「買わない」という決断を下しました。
「話題の株だし、少しだけなら……」という誘惑に打ち勝ち、あえて見送った理由。そこには、私たちシニア世代が絶対に忘れてはいけない論理があります。
1. 【5分足】大納会、最後に見せた「逃げ足」の速さ
本日の5分足チャートを見ると、非常に興味深い、そして警戒すべき動きがありました。
じわじわと削られる株価: 朝方は期待感からか167円台で粘っていましたが、午後から力なく右肩下がりに。
大引けの「売り」: 特に取引終了間際、出来高を伴ってガクンと下げました。これは「年をまたいでこの株を持ち続けたくない」という投資家の弱気な心理が形になったものです。
29日に開いた「窓」も埋めきれず、だらだらと下がる。この状態で「年明けに期待して買う」のは、吹雪の中で視界ゼロのまま車を走らせるようなものです。
2. 【日足】170円という「高く硬い雪壁」
次に、この数ヶ月の大きな流れ(日足)を見てみましょう。
二度跳ね返された壁: 12月中旬、そして今回。170円の手前でピタリと上昇が止まっています。
「シコリ」の正体: 10月の再上場直後に200円超で買った人たちが、価格が戻るのを今か今かと待って「やれやれ、やっと売れる」と売りを浴びせてくる。この強力な売り圧力を突破するほどのエネルギー(材料)が、今のソニーFGには感じられません。
3. シニア世代の資産運用、本当の鉄則とは?
ここで、私たちシニア世代が肝に銘じておくべき投資哲学を整理します。
よく「買わずに後悔するなら買って後悔しろ」なんて威勢のいい言葉を聞きますが、資産形成が終わった世代にとって、それは禁句です。
私たちの鉄則:
「買って後悔(=大切な元本を減らす)するより、買わずに後悔(=チャンスを逃すだけ)するほうが、100倍マシである」
2026年のNISA成長投資枠は、まだ手つかずのまま。焦って使い切る必要はありません。年明け、雪が溶けて地面が見えてくるように、相場の先行きがはっきりしてからでも遅くはないのです。
まとめ
2026年を「余裕」で迎えるために
2025年、ソニーFGへの投資を見送ったことで、私は「現金という最強の武器」を維持したまま新年を迎えることができました。
不確かな時は、動かない。リスクが高い時は、買わない。
これが、定年後の生活を支える「月7万円の配当」を確実に手に入れるための、私なりの一貫した論理です。
皆さんも、今年一年本当にお疲れ様でした。
良いお年をお迎えください!また新年、元気にお会いしましょう。
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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