SBI新生銀行(8303)爆上げ！ホルダーおめでとう！…でも私が「今は絶対買わない」3つの理由【2025/12/26】
みなさん、こんにちは。「あれもしたいこれもしたい」ブログのkurochanです。
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本日は2025年12月26日。 まずは、SBI新生銀行（8303）をガチホ（保有）していたホルダーの皆様……
本当におめでとうございます！！
いやー、強い！ 今日のリバウンドは本当に見事でした。 一時はどうなることかと思いましたが、チャートを見ればきれいな右肩上がり。1790円台への生還、素晴らしい握力（メンタル）の勝利です。
「じゃあ、この勢いに乗って今から買えばいいの？」
そう思ったそこのあなた。
私の答えは…… 「NO（まだ買わない）」
です。
ホルダー目線では「歓喜」ですが、新規購入目線では**「最も危険な罠」**に見えるこのチャート。 なぜ私がこのお祭り騒ぎの中で「買いボタン」を押さないのか？ その理由を、冷静なデータ（チャートと出来高）からガチ分析します。
【理由1】上昇しているのに「中身」がない（出来高の怪）
今回、一番気になっているのが「日足チャート」の下にある棒グラフ、「出来高（売買代金）」です。
価格は上がった、でも参加者はいない？ チャートを見てください。赤い大きなローソク足（陽線）が出て、価格は大きく上がりました。しかし、下の出来高のグラフを見てください。 ……めちゃくちゃ少なくないですか？
「真空地帯」の上昇は脆い 12月17日～18日の暴落時には、あれほど巨大な出来高（売り圧力）がありました。それに比べて、今回の上昇は出来高が半分以下です。 これは、強い買い機関が入ったわけではなく、「年末で売り手がいない中、少数の買い戻しだけでフワッと浮き上がった」だけです。 基礎工事をしていないビルと同じで、崩れるときは一瞬です。
【理由2】「1800円」に潜む亡霊たち
5分足チャートを見ると、株価は1790円まで戻して引けました。 しかし、ここから上、1800円～1820円のゾーンは「地獄の激戦区」です。
「やれやれ売り」の総攻撃 12月19日以前に1800円台で高値掴みしてしまった人たちが、今何を考えているか想像してください。 「頼む！買値まで戻ってくれ！戻ったら速攻で売って逃げるから！」 こう祈っていますよね。
1300万株の圧力 先日確認した「信用買い残1300万株」の存在を忘れてはいけません。株価が上がれば上がるほど、この「含み損に耐えていた人たち」からの売り注文が降ってきます。 今のこの薄い出来高で、その売り爆弾を吸収して1800円の壁を突破するのは、正直かなり厳しいと見ています。
【理由3】急すぎる「V字」は調整必至
5分足チャートを見てください。今日の午後からの上げ方、ちょっと急角度すぎます。 きれいな「V字回復」ですが、押し目（休憩）を作らずに一直線に上げすぎです。
こういう上げ方をした後は、利益確定売りが出始めると、一気にスピード調整が入るのが相場の常。 今から飛びつくのは、ジェットコースターの頂上でシートベルトなしに乗車するようなものです。
まとめ
今は「ホルダーの皆さん、おめでとうございます！」
というわけで、結論。
ホルダーの方： おめでとうございます！利益を伸ばせるだけ伸ばしましょう。ただし、1800円の壁で失速したら利確の準備を。
新規で買いたい方： 今は絶対にステイです。
私が買うとしたら、以下のどちらかのサインが出てからです。
大出来高を伴って1800円の壁をぶち抜いた時（本物の買いを確認）
一度下がって、1740円～1750円でしっかり支えられた時（押し目買い）
年末年始、焦って高値掴みをして「お年玉」を市場に配る必要はありません。 チャンスは逃げませんから、今は冷静に「監視」を続けましょう。
それでは、また次回の記事で！
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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