【8729】ソニーFG急騰!?それでも私が「今は絶対に買わない」3つの理由(12/26チャート分析)
みなさん、こんにちは。「あれもしたいこれもしたい」ブログのkurochanです。
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昨日の記事で「ソニーFGは待ち!」と書いたばかりですが、
今日(12月26日)のチャートを見て、ドキッとした方も多いのではないでしょうか?
「あれ?なんかすごい上がってる…!」 「昨日買っておけばよかった!今からでも追いかけるべき!?」
今の株価は164円台。昨日の安値からグイッと戻しています。 ですが、焦らないでください。チャートを冷静に分析した結果、私の判断は変わりません。
「今日の急騰は、むしろ『売り』のサインかもしれない。だから、まだ買わない」
なぜ、目の前で株価が上がっているのに手を出さないのか? その「誘惑を断ち切る」ための冷静な分析をシェアします。
理由1:そこは「天井」の真下です
まずは日足チャートを見てみましょう。
今日の急上昇で、株価は164.5円付近まで来ました。 一見強そうに見えますが、少し引いて見ると、ここは過去に何度も頭を叩かれている「厚い壁(抵抗線)」の真下なんです。
165円〜168円ゾーン: ここには「前に高値掴みしてしまった人たち」が、「やっと戻ってきた!売って逃げよう」と待ち構えています。
リスク: ここからさらに上がるエネルギーより、売り浴びせられて下がるリスクの方が高い「危険地帯」です。
壁を「超えた」なら買いですが、今はまだ壁に「タッチしただけ」。ここで飛びつくのはギャンブルです。
理由2:「置いていかれる恐怖(FOMO)」に勝つ
5分足チャートを見ると、きれいな右肩上がりで、つい「ポチッ」と注文ボタンを押したくなりますよね。
投資の世界にはFOMO(Fear Of Missing Out=取り残される恐怖)という言葉があります。 急に上がると「自分だけ儲け損なう!」という恐怖で冷静さを失ってしまう心理です。
年末の薄商い(参加者が少ない相場)では、少しの買いで株価が飛び跳ねることがよくあります。
今日の上昇が「本物のトレンド転換」なのか、単なる「年末の買い戻し」なのかは、まだ誰にもわかりません。
焦って高値で掴むより、「へぇ、上がったんだ。すごいね」と他人事のように見送るくらいが、資産を守る上ではちょうどいいのです。
理由3:2026年NISA枠まで「あと数日」
これが最大の理由です。もういくつ寝ると「2026年新NISA枠」の復活です。2025年12月29日から2026NISA枠復活します。
もし今日、特定口座で慌てて買って、年明けに株価がまた160円に戻ったら? 税金はかかるわ、含み損にはなるわ、新NISA枠は温存できないわで、踏んだり蹴ったりです。
「壁(165円)を明確に超えて安定してから、新NISA枠で堂々と順張りする」 または 「壁に跳ね返されて150円以下に落ちてきたところを、新NISA枠で拾う」
どちらに転んでも、今あえて動く必要はありません。
まとめ
今日の上げは「見送り三振」でOK
野球で言えば、今日の相場は「ストライクかボールか際どいコースの剛速球」。 無理に振って空振りするくらいなら、バットを振らずに見送って、次の甘い球を待つのが名バッター(賢明な投資家)です。
2026年の資産形成マラソンはまだ始まったばかり。 今日の誘惑に負けず、キャッシュ(現金)を握りしめて、どっしりと構えていきましょう。
それでは、また。
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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