【8729】ソニーFG、今は「待ち」の一手?あえて今買わない理由を考察【2025/12/17】
こんにちは、kurochanです。
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雪国であるここの地域も、本格的に寒くなってきました。
灯油代が気になる季節ですが、それ以上に気になるのが「老後資金」と「日々の株価」ですよね。
さて、今日は
読者の皆様からも注目の高いソニーフィナンシャルグループ(8729)について
です。
実は私、チャートをじっくり眺めた結果、
「今はまだ買わない(飛びつかない)」
という判断をしました。
再上場で話題のこの銘柄、高配当狙いでNISAに入れたい気持ちは山々なのですが、なぜ今「待ち」なのか。55歳サラリーマン投資家の視点で、冷静に理由を整理してみたいと思います。
2025年12月17日時点のチャート分析
まずは、直近6ヶ月(再上場から現在まで)のチャートをご覧ください。
9月末の再上場直後にドスンと売られ、140円台で底を這っていましたが、11月下旬から急激にリバウンドしています。
「お、上がってきた!乗り遅れるな!」と思いたくなる形ですが、ここで一度深呼吸です。
私が「今は買わない」と判断した理由は、大きく分けて3つあります。
理由1:戻り売り(やれやれ売り)の壁
チャートの左端を見てください。上場直後の170円〜200円付近で買った人たちが、その後の急落で含み損を抱えたまま取り残されています。
株価が165円、170円と上がってくると、この人たちが
「あぁ、やっと買値近くまで戻ってきた。損が減った今のうちに売って楽になりたい」
という心理になります。いわゆる「やれやれ売り」です。
この層の売り圧力が強いため、ここから上への値動きは重たくなると予想しています。
理由2:短期的な過熱感(上がりすぎ)
11月下旬の底値(約145円)から、現在の160円台後半まで、一本調子で上がりすぎています。
短期間で15%近く上昇しているので、底値でうまく拾えた短期トレーダーたちは、そろそろ「利益確定」の売りを出したくなるタイミングです。
移動平均線(チャートの緑やオレンジの線)からも価格が上に離れすぎているので、一度調整(押し目)が入って、線に近づいてくるのを待つのがセオリーかなと思います。
理由3:円高と金利の不透明感
ソニー生命を中核とするこの会社は、資産運用において金利や為替の影響を強く受けます。
2025年末にかけて、もし急激な円高が進むような展開になれば、海外資産の評価にマイナス影響が出るリスクがあります。
私たち50代・60代のNISA運用は「負けないこと」が最優先。不透明な要素がある時は、無理に高値を追う必要はありません。
まとめ
kurochanの結論:狙い目はどこ?
というわけで、私の戦略は以下の通りです。
現在は様子見(ステイ)
明日、どちらに動くかをみていたいです。
短期的な過熱感が冷めて、150円台半ば〜前半まで落ちてきたら、(移動平均25日線が目安か?)打診買いを検討する。
あるいは、上場時の高値(170円台後半)を明確に超えて、「戻り売り」をこなしきったのを確認してから順張りで入る。
ソニーFG自体は、配当利回りも期待できる優秀な銘柄だと思っています。
だからこそ、焦って高値掴みをして、大切な退職金予備軍を減らしたくありません。
投資は「安く買って高く売る」、あるいは「安く買って配当をもらい続ける」が基本。
今はナイフが落ちきって跳ね返ったところですが、もう一度地面の硬さを確認しに行く(下がる)のを待ちたいと思います。
皆さんはどう見ますか?
「いやいや、ここから爆上げだよ!」という意見があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
それでは、また。
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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