【2026年新NISA】オルカンとS&P500、結局どっちが最強?プロの予測と「私が高配当株を買う理由」
こんにちは!ブログ「あれもしたいこれもしたい」運営者のkurochanです。
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まもなくクリスマス。12月の権利どりの日がやってきます。
雪深い山形から、熱いNISAの話題をお届けします。
「新NISA、結局どこのインデックスファンドを買えばいいの?」
そんな声にお答えするなら、私の結論はずっと変わりません。
以下の「2強」が鉄板のおすすめです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
迷ったらこれ!「守りながら増やす」王道ファンド。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
成長重視!「米国一強」にかける攻めのファンド。
(※もし普段から楽天ポイントを貯めている「楽天経済圏」の方なら、中身がほぼ同じ「楽天・オールカントリー」や「楽天・S&P500」を選ぶのも賢い選択ですよ!)
これからNISAを始める方、あるいは「今年も積立を継続するぞ!」という方。
SNSやYouTubeを見ていると、「とりあえず『オルカン』か『S&P500』を買っておけば間違いない!」 という声を本当によく耳にしますよね。
多くの方がこの2つをおすすめする理由。それは「過去の実績」と「未来の期待値」の両面で納得できるデータがあるからです。
今日は、2025年の激動の振り返りと、プロが予測する今後10年の期待値、この2つの視点から、私たちが選ぶべき道を紐解いてみましょう。
【2025年振り返り①】オルカン、春の絶望からのV字回復!
まずは、記憶に新しい2025年の「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」の動きを振り返ってみましょう。
結論から言うと、昨年は「春の苦境を乗り越え、年末にかけて爆発的に回復したV字回復の年」となりました。
1. 基準価額の推移:耐えた人が勝者になった

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 投資信託 – マネックス証券
春の試練(4月):
世界的な株安や円高の影響で、基準価額は一時 24,270円 まで下落。「NISAなんてやらなきゃよかった」という不安の声も聞こえてきました。
年末の歓喜(12月):
しかし、そこからの回復は凄まじいものでした。年末には 33,026円(12/12時点)まで急上昇し、過去最高値を更新!
なんと、4月の底値から年末の高値まで、約36%も急上昇したんです。
2. kurochan流の教訓
もし春の下落局面で、怖くなって積立をやめたり、売却してしまっていたら、その後の「+36%の回復」をまるごと取り逃がしていたことになります。
「オルカンは寝て待て」。
赤字の時期があっても淡々と保有し続けることが、我々の老後資金を守る最大の防御策であると、改めて証明された一年でしたね。
【2025年振り返り②】S&P500、オルカンを超える爆発力!
続いて、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の運用実績です。
こちらもオルカン同様、春先の不調を完全に吹き飛ばし、年末にかけてオルカン以上の爆発的な伸びを見せつけました。「攻めのS&P500」の名に恥じない、凄まじいV字回復です。
1. 基準価額の推移:後半は「米国株独り勝ち」

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託 – マネックス証券
S&P500は、オルカンよりも下落・上昇の振れ幅が大きいのが特徴ですが、2025年の後半は完全に米国の独壇場でした。
春の底値(4月):
28,502円まで落ち込みました。前年(2024年4月)の水準とほぼ変わらず、「米国株はもう終わったか?」という声さえ聞かれました。
驚異の反発(12月):
しかし、そこからの回復力は圧巻でした。12月には39,278円(12/12時点)で過去最高値を更新。
2. 直近の運用成績とオルカン比較
4月の底値から12月の現在値まで、上昇幅は約 37.8% です。
オルカンの上昇幅(約36%)をさらに上回る結果となりました。
オルカン: 全体的にマイルド。守りながら増えた(+36%)
S&P500: 激しく動いたが、結果的に一番増えた(+37.8%)
3. kurochan流の教訓
今年のS&P500の動きは、私のポートフォリオにおける「インフレファイター(70歳以降の備え)」としての役割を完璧に果たしています。
もし春の28,000円台の時に、「怖いから」といって積立を停止していたら、現在の39,000円台という果実(1万ポイント以上の差!)は得られませんでした。
「冬(4月)に仕込んで、年末に笑う」。
雪国のkurochanらしい、忍耐が報われる一年となりましたね。
【2026年版】プロが弾き出した「10年後の通信簿」予想
「過去の実績がすごいのは分かった。じゃあ、これからは?」
ここからは未来の話です。多くの金融機関が出しているレポートを見ると、「今後10年は、米国株よりも、それ以外の世界株の方がリターンが高くなるかもしれない」という、興味深い予測が出ています。
1. 米国株(S&P500)の期待値: 「年率 3.5% 〜 6.4%」
ここ数年、爆発的な伸びを見せてきた米国株ですが、プロの目は冷静です。
Vanguard(バンガード): 今後10年の米国株リターン予想は 年率 3.5% 〜 5.5%
J.P. Morgan(JPモルガン): 米国大型株の期待リターンは 年率 6.4%
State Street(ステート・ストリート): 米国大型株は 年率 6.4%
ポイント:
「えっ、意外と控えめ?」と感じるかもしれません。
これは一般的に、「今、米国株の価格が非常に好調(割高)」だからと言われています。今の株価が高い分、これから先10年で見た時の「伸びしろ」は、過去数年ほど急激ではないだろう、というのがプロの見立てのようです。
2. 全世界株式(オルカン・米国以外)の期待値: 「年率 6.5% 〜 7.3%」
一方で、米国以外の先進国や全世界株式はどうでしょうか。
Vanguard: 米国以外の先進国株は 年率 5.3% 〜 7.3%
J.P. Morgan: 全世界株式(ACWI)は 年率 6.5%
State Street: 米国以外の先進国株は 年率 6.6%
ポイント:
なんと、プロの予測では「米国一本よりも、世界に分散した方がリターンが高くなる可能性がある」という数字が出ています。
米国以外の国々は、米国ほど株価が上がりきっていない(=割安)ため、今後の伸びしろが期待できる、という見方が背景にあるようです。
なぜ「オルカン」と「S&P500」が多くの方に選ばれるのか?
この「過去の粘り強さ」と「未来の期待値」を見ると、世の中でこれらが二大巨頭としておすすめされている理由がよく分かります。
1. 「オルカン」が推される理由
2025年のように暴落しても回復する「底力」があり、さらに今後10年は米国以外の成長も取り込める「期待値」も高い。
私たちが目指す「4%取り崩しルール」を実行するには、これ一本で十分すぎるほどの安心感があります。「迷ったらこれ」と言われるのも納得です。
2. 「S&P500」が推される理由
期待値が少し低めに出ているのは、裏を返せば「今、米国企業が世界最強であることの証」でもあります。
「プロの予想を超えて、米国はもっと伸びる!」と信じる投資家が多いからこそ、依然として絶大な人気を誇っています。
まとめ
2026年からNISAを始める皆さん。
2025年の教訓: 暴落しても売らずに待てば、大きな果実が得られる。
これからの展望: 米国だけでなく、世界の成長にも目を向けるとチャンスが広がっている。
この2つを胸に刻んでおけば、多少の相場変動には動じない「強い投資家」になれるはずです。
買い方はこれを参考にどうぞ。
……と、ここまで「オルカン」と「S&P500」を猛プッシュしてきましたが、当ブログの読者さんなら「あれ?」と思いましたよね(笑)。
そう、私kurochan自身の「成長投資枠(240万円)」は、実は
すべて「日本の高配当株」
一本です!
「言ってることとやってることが違うじゃないか!」と突っ込まれそうですが、これには深いワケ(配当金で今を楽しむ!)があるんです。
万人に勧められる最適解はインデックスですが、私のロマン枠である高配当株戦略については、また別の記事でじっくり語らせてくださいね。
今年も焦らず、コツコツと「自動補填マシン」を育てていきましょう!
kurochanでした。
株式投資は自己責任で
株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。
株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。
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