65歳以降の生活費と必要資金

59歳サラリーマン夫婦には、65歳定年後再雇用後の生活費と必要資金について話し合うことが必要だ。今ならまだ話し合って対策を準備できる時間がある。お金の話をするのは苦手だが、避けて通れない問題。二人の今後の話は、しっかりと二人で考え、対策を打ちたい。

老後に必要な生活費と老後資金の準備

59歳サラリーマンにとって、65歳以降の生活は遠い話ではない。5カ年計画を今年中に立てて、確実に実行していく必要がある。しっかりと成果を回収しなくてはならない。

老後の生活に必要なお金

総務省 家計調査報告（家計収支編）2019年「高齢夫婦無職世帯の家計収支」によると、高齢夫婦無職世帯の月額生活費の平均は、消費支出24万円と非消費支出3.1万円を合計した約27.1万円となっています。非消費支出とは税金や社会保険料です。
出典：総務省 家計調査報告（家計収支編）2019年「高齢夫婦無職世帯の家計収支」

もちろん、これはあくまでも平均の話。Tokyoの暮らしと東北の片田舎では必要となる生活費も違っています。また、59歳現時点での出費と65歳時点での生活費は違って当然。

むしろ、ダウンサイジングを押し付けてくるサイトが何と多いことか。支出のなかで固定してるのが、市県民税、固定資産税、国民健康保険税、介護保険料。この支出は決まってるので減らすことができない。さらに、公共料金（電気、ガス、水道、通信費）、住宅費（マンションなら管理費、賃貸なら家賃、住宅ローンを抱えていれば返済額）が加わる。耐久消費財(自動車、家電製品、家具）の交換、リフォーム等の出費、交際費も現役時代みたいにはいかない、子供や孫にかかる費用も必要、削れない。いったいこれのどこをダウンサイジングしろというのか。夫婦二人の状況をしっかりと確認し、二人で共有することが大事です。

自分の場合は、現状月当たり25万円の生活費がかかっています。家賃とかが掛からないのが大きい。固定資産税もたかが知れた額です。

老後の実収入

先ほどの、総務省 家計調査報告（家計収支編）2019年「高齢夫婦無職世帯の家計収支」によると、実収入は23.7万円。不足している額は3.3万円。その不足分については、預貯金からの取り崩しや保険金などで補いながら生活しているのが実態です。と言う。本当か？。月3.3万円を取り崩して生活をしろと。

これもまた平均の話。59歳には年金定期便が届いている。65歳以降の公的年金の支給額（手取りではない）も予測できている。これまた、夫婦二人の状況をしっかりと確認し、二人で共有することが大事です。

自分の場合は、65歳見込み公的年金額は月当たり24万円です。二人併せての公的年金額も低い。

不足額は約1万円。低い生活費と低い年金額で均衡している。が、月1万円を取り崩して生活をしようだなんて決して言えない。

老後の収入を増やすことが重要

これらの調査結果により、年金などの「社会保障給付だけでは生活ができない」こと、ゆとりある老後を迎えるためには、65歳以降の収入を増やしていくことが有効ということがわかります。

65歳以降の収入見通しを立ててみましょう。

自分の場合は次の5項目。下2つはこれから計上されるように頑張ります。

注目して欲しいのは、永久不滅な収入です。上記の場合ですと、厚生年金と投資配当。100歳まで生きるとなると個人年金を代表とする有限な収入は当てにできません。公的年金24万円と日本株高配当株ポートフォリオにより、永久不滅収入を目論む。更にそこにブログ広告収入を組み込みたい。100歳になっても安心できる布陣をラインアップしたい。

自動入金システムが構築できれば、老後資金2,000万円なくたって、悲観することは何もない。

嫁さま一人になった場合

日本人の平均寿命を勘案すると、嫁さまは老後一人で10年生活しなければならない。

高額老健施設入居を

嫁さまは、その場合高額老健施設入居を希望している。希望は叶えてあげなければなるまい。

一人になっても稼いでくれる自動入金システム

65歳定年後再雇用時に稼ぎ口を複数確保すること。今がその準備をするタイミングだ。まだシステム構築失敗を経験する余地はある。恐れずにガンガン行こう。6年も練習期間があるのだから、

まとめ

65歳以降の生活資金は赤字だ。

赤字補填を預貯金の取り崩しで穴埋めするのは最悪。老後資金2,000万円が必要だ、なんて記事には惑わされない。預貯金を先細りさせるのは悪手。将来に心配しかない。100年生きる自信がなくなる。未来が暗ければ嫁さまから苦情が来るだけ。

稼ぎ口を複数確保する。その準備を始めよう。大好きなバラの花に囲まれた未来を見せてあげよう。