株式投資

【驚愕】三菱UFJ(8306)の配当利回り11%超え?「取得額配当利回り」が示す長期投資の真の威力

皆さんは株式投資をする際、どの指標を一番重視していますか? 多くの方は、現在の株価に対する「配当利回り」を見ていると思います。例えば、今の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)なら、だいたい3%前後でしょうか。

しかし、長く投資を続けていると、自分だけの特別な利回りが見えてきます。

今回は、私のポートフォリオの中から、長期投資の破壊力を示す「ある数字」を公開したいと思います。これから資産形成を始める方、リタイア後の配当生活を目指す方にとって、ひとつの希望になれば幸いです。

NISA投資5年間の三菱UFJ(8306)の配当利回り11%超え

1. 証拠画像公開:私の三菱UFJ利回りは「11.62%」です

論より証拠、まずはこちらの私のポートフォリオ管理画面をご覧ください。

注目していただきたいのは、一番上の行、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の右から2番目の数字です。

取得額配当利回り:11.62%

見間違いではありません。年利11%超えです。

現在の市場価格での利回りは2.93%ですが、私が投資した元本(取得額)に対しては、現在11.62%ものリターンを毎年配当金として生み出してくれているのです。

これは、もし100万円分購入していたら、株価がどう動こうと、毎年11万6,000円が振り込まれ続ける状態(減配がない限り)を意味します。不動産投資でもなかなか出せない数字ではないでしょうか。

2. なぜこんな数字になるのか?「YOC」の魔法

この「取得額配当利回り」は、英語で Yield On Cost(YOC) と呼ばれます。

計算式は単純です。 【現在の年間配当金額 ÷ 過去に自分が買った時の株価】

私がこの株を買ったのは、今より株価がずっと安かった時期です。その後、三菱UFJは業績を伸ばし、株主還元として「増配(配当金を増やすこと)」を繰り返してくれました。

1.安く買う(分母が小さい)

2.長く持つ

3.企業が増配する(分子が大きくなる)

この3つが組み合わさることで、購入当時は普通の利回りだった株が、時間をかけて「お宝ポジション」へと育ったのです。

3. 他の銘柄も育っています

三菱UFJだけではありません。ポートフォリオの他の銘柄も見てみましょう。

日本特殊陶業:7.58%

日本たばこ産業(JT):6.55%

日本製鉄:5.71%

キヤノン:5.65%

これらはすべて、現在の市場利回りよりも遥かに高いパフォーマンスを叩き出しています。 これこそが、私が短期的な株価の変動に一喜一憂せず、どっしりと構えていられる理由です。

仮に明日、市場が大暴落して株価が半値になったとしても、企業が配当を出し続ける限り、私にとっての「利回り11%」という事実は変わりません。この「確定したキャッシュフローの強さ」こそが、リタイア準備における最大の安心材料になります。

4. これから投資を始める人へ
「今から買っても、そんな利回りにはならないでしょ?」と思われるかもしれません。 確かに、今の株価で買えば、スタートは利回り3%や4%かもしれません。

しかし、私が三菱UFJを買った時も、これほどの高利回りになるとは確信していませんでした。ただ「優良な企業を、安めの時に買い、手放さずに持ち続けた」だけです。

累進配当(減配せず増配を目指す方針)を掲げているような優良企業をNISAなどで購入し、5年、10年と寝かせておけば、あなたのポートフォリオにも必ず「利回り10%超え」のモンスター銘柄が誕生するはずです。

まとめ

現在の利回りだけでなく、「育てた後の利回り(YOC)」を想像する。

株価の値上がり益(キャピタルゲイン)は幻だが、配当(インカムゲイン)は確実な果実。

時間を味方につければ、普通のサラリーマンでも「超・高配当ポートフォリオ」は作れる。

資産形成はマラソンです。目先の利益を追わず、じっくりと「金の卵を産むニワトリ」を育てていきましょう。

株式投資は自己責任で

株式投資は、投資家が自己の判断と責任に基づいて行うものです。投資家は、自分の投資目的、投資に充てる資金、リスク許容度、投資に関する知識や経験などを考慮した上で、投資を行う必要があります。

株式投資には、投資元本の損失や利益の変動など、リスクが伴います。投資家は、投資によるリスクを自己の責任で評価し、自己の判断に基づいて投資を行う必要があります。

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